第二章 世界を広げるための努力

事業紹介

前回の記事では、「不可能を可能にせよ」という私たちの考え方についてお話しました。

今回は、その考え方の土台になっている価値観についてお話したいと思います。

前回記事

第一章 不可能を可能にせよ!
こんばんは。今回は、社是「不可能を可能にせよ!」を少し掘り下げてみます。

努力とは何のためにするのか

努力は大切です。

資格試験でも、仕事でも、創作でも、努力なくして成果を得ることはできません。

しかし、私は「努力は大事だ」とだけ言われても、あまりピンときません。

努力それ自体には価値がありません。

努力は目的ではなく手段だからです。

では、何のために努力するのでしょうか。

私の場合、その答えは比較的はっきりしています。

世界を広げるためです。

楽しさが分からなかった

学生時代、周囲で東方Project というゲームが流行っていました。

今では二次創作の方が有名かもしれませんが、元々は弾幕シューティングゲームです。

ところが私は、このシューティングゲームというジャンルが苦手でした。

周囲の友人たちは楽しそうに攻略について語り合っています。

難しい場面を突破しては盛り上がり、新しい発見をしては歓声を上げています。

しかし私は、その楽しさが理解できませんでした。

簡単な難易度ですら苦戦していたのです。

そこで普通なら、

「自分には向いていない。」

で終わります。

しかし私は別のことを考えました。

自分の世界を狭めたくなかった

みんなが楽しそうにしている。

それなのに、自分だけ楽しさが分からない。

その状況に違和感を覚えました。

私は、

「楽しめないということは、自分の世界を狭めているのではないか。」

と思ったのです。

苦手だからやらない。

難しいからやらない。

理解できないからやらない。

それは合理的な判断に見えます。

しかし、その判断ばかり繰り返していると、自分が理解できるものだけに囲まれた世界になってしまいます。

私はそれが嫌でした。

だから挑戦することにしました。

面白いから上達するのではない

最初は全く上手くいきませんでした。

何度も失敗しました。

攻略情報も調べました。

上手い人のプレイも見ました。

試行錯誤も繰り返しました。

そうしているうちに、あることに気付きました。

面白いから上達するのではありません。

上達するから面白くなることもあるのです。

最初は意味不明だったものが理解できるようになる。

できなかったことができるようになる。

その過程そのものが楽しくなっていくのです。

気が付けば、私は攻略について語る側になっていました。

資格試験も同じ

資格試験も同じです。

最初から法律が好きだった人ばかりではありません。

しかし、理解できるようになると世界が変わります。

条文が繋がる。

判例が理解できる。

制度の背景が見えてくる。

すると、それまで見えなかった景色が見えるようになります。

私は中学生の頃、日本国憲法を読んで感動したことがあります。

そして今でも、法律という学問には、人類が積み重ねてきた知恵が詰まっていると思っています。

しかし、その面白さは、ある程度学ばなければ見えてきません。

だからこそ、努力には意味があります。

世界は思ったより広い

資格試験も同じです。

最初から法律が好きだった人ばかりではありません。

最初から民法が面白かった人ばかりでもありません。

私自身、民法や不動産登記法は比較的取っつきやすく感じていました。

しかし、会社法だけは違いました。

最初は何が書いてあるのか分かりませんでした。

条文は長く、制度も複雑です。

正直に言えば、地獄のような科目だと思いました。

しかし、そのとき思い出したのが、学生時代の経験でした。

東方Projectも、最初は何が面白いのか分かりませんでした。

それでも続けているうちに、少しずつ理解できるようになり、やがて面白さが見えてきました。

会社法も同じではないかと思ったのです。

だから私は、

「今は分からなくても、そのうち光が見える。」

と信じて勉強を続けました。

特別な才能があったわけではありません。

とにかく泥臭く暗記を繰り返しました。

理解できなくても覚える。

忘れたらまた覚える。

それを繰り返しました。

すると、ある時から知識同士が繋がり始めました。

制度の意味が見えるようになりました。

そして試験当日には、会社法は私にとって最も得意な科目になっていました。

私はこの経験から、

「難しいこと」と「自分に向いていないこと」は違うのだと思っています。

最初は理解できなくても良い。

最初は面白くなくても良い。

継続しているうちに、見える景色が変わることがあります。

自分が戦うべき場所を見つけること

もちろん、努力は万能ではありません。

実は私は、幼少期に極端な運動音痴でした。

運動会では親戚から罵声を浴びせられたこともあります。

そこで何を思ったのか、中学生になると県内でも強豪と言われるバドミントン部に入りました。

厳しい練習を続けた結果、スポーツテストでは人並みの成績を出せるようになりました。

しかし同時に思ったのです。

「ここまで努力しても、人並みなのか。」

と。

努力によって改善することはできます。

しかし、誰もが同じ分野で一流になれるわけではありません。

だから私は、

努力そのものを目的にしてはいけないと思っています。

大切なのは、自分の世界を広げることです。

そして、自分が戦うべき場所を見つけることです。

東方Project は、最後まで最高難易度を攻略できたわけではありません。

それでも楽しいから続けています。

一方で、私はスポーツ選手になる道は選びませんでした。

現実の人生には時間の制約があります。

だからこそ、自分の才能や興味を見極め、

努力を注ぐ場所を選ぶ必要があります。

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